この記事の概要
- 2017年1月をもって、Microsoft社の更新プログラムに関する掲載方法が変更
- MSXX-XXXの識別番号の廃止
- 今後の更新プログラムは、Security Update Guideを確認すること
2017年1月以前の情報公開
いままで、Microsoft社の更新プログラムに関する情報発信は、「月例セキュリティ情報ページ」に掲載されてきました。
例えば、2017年1月のセキュリティ情報については、下記のようにまとめられていました。
2017 年 1 月のセキュリティ情報 (月例) – MS17-001 ~ MS17-004
https://blogs.technet.microsoft.com/jpsecurity/2017/01/11/201701-security-bulletin/
しかし、この2017年1月をもって、「月例セキュリティ情報ページ」への掲載が中止されることが発表されていました。
更新プログラムの掲載方法が変更されるまで
月日 | 内容 |
---|---|
2016年11月9日 | Microsoft,新ポータル「Security Update Guide」のプレビュー版を公開 |
2017年1月11日 | 2017年1月 月例セキュリティ情報の公開 |
2017年2月14日 | 2017年2月 パッチ公開 |
2017年2月以降の情報公開
月例セキュリティ情報のサマリーページが廃止となる。
代わりに、Security Update Guideの「ソフトウェア更新サマリー」ページにて、更新情報を確認することが出来る。
Security Update Guideで出来ること(Preview版をベースに記載しています)
検索条件を指定して更新情報を検索できます。
- 期間(Ymd)
- 製品カテゴリ(SQLServer/Windows/Browserなど)
- 製品詳細
- 深刻度
- 脆弱性の影響
- CVE番号
- KB名
「リリースノート」として、毎月のセキュリティアップデート情報が掲載されています。
「セキュリティアップデート」として、KB番号ごとに、セキュリティ情報が掲載されています。